2013年12月4日水曜日

今更ながらTDDBC Tokyo 2013

メモがあったので乗っけとく

TDDBC TOKYO
twada和田拓人
gihyo.jp
動作する綺麗なコード…
動くー綺麗か?

②つの道がある。
1.汚い・動かない→※②汚い・動く→綺麗・動く
2.汚い・動かない→※①綺麗・動かない→綺麗・動く

※①綺麗さには限界がないので、期限に間に合わなくなる。
 完璧主義沼地。
 ソフトウェア開発手法はまだまだ未熟。
 →動かして初めて分かることのほうが多い。

※②堕落沼に落ちる。
 コードを綺麗にすることを怠ってはいけない。

2.のほうがTDD。

TDDとは?
 目標を考える(TODOリスト。設計リストを作成。)
 作業を選択する。
 RED,GREEN,REFACTORのサイクルを回す。
  →つまり2.のサイクルを繰り返す。
   何をしてるのかを常に意識することがアジャイルでは大事!
 矢印があるということは目的がひとつということ。
 
 GREEN…取りあえず動くコードを書く。【汚くていい】。
 Refactoring…小さいうちに片付ける。
  リーダブルコード、リファクタリングの有名なやつ
  2冊本がおすすめ。

大事なこと1.
 大きい問題をそのままテストするのではなく、
 小さい問題に分けて、それを組み合わせて
 大きい問題を解くようにする。
大事なこと2.
 サイクルを素早く、回数を行う。
大事なこと3.
 自分が最初のユーザである
 (自分が作るものをまず初めに自分が使う。)
  →テストコードで使う。
大事なこと4.
 【不安なこと】をテストする。
  →不安でないことはテストしない。
   getter,setterにはいらんでしょ?

TDDのメリット
 ソフトウェア工学的なメリッドもあるが、最大の理由は
 【心理的なもの】【健康】
  →即座にフィードバックが得られる
  →書いたコードに自信をもつため
  →これから書くコードに自信をもつため

 健康なら毎日REDBULL+終電ダッシュはしなくていい。

TDD採用(MS,IBMの例)
 管理者見積もりによる増加コード実装時間
  15%~35%
 テストコードはプロダクトコードの30%〜90%

 コーディング行・時間は増えるが、
 デバッグの時間が減るので全体の時間は減る。
  デバッグにかかる時間はブレが大きいが、
  そのブレを抑える働きがある。

TDD応用
 テストのないコードがたくさんある…
  レガシーコード改善ガイド本
 すでにデータの入ったデータベースがある…
  データベースリファクタリング本
 SlowTests…
  メモリに対するテストより、DB、ネットワークに対する
  テストのほうが時間がかかる。
  →フィードバックにかかる時間が増えてしまう。
  xUnitTestPatterns本…英語
   ネットのwikiをまとめたもの。
 テストをどこまで行えばよいか・何をテストすればよいか…
  ソフトウェアテスト技法ドリル本
 実際の複雑なテストをどう行うか?
  実践テスト駆動開発

TDDはスキル!
 才能ではなく習得可能!
 量は質に変化する!
 写経!!

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実践テスト駆動開発の著者の一人
スティーブフリーマン(Steve Freeman)

 新しい機能を追加するのではなく
 既存の機能をリファクタリングすだけなら
 リファクタリング用のテストコードを書いて、
 リファクタリングを行う?

 ●テストダブルを行う理由は?
 オブジェクト間のメッセージが飛びかっていて、
 (オブジェクトが頂点でメッセージが辺のようなグラフ)
  その中のやり取りが上手くフィットしているか
  確認するってのが10年前に言われて、
  今もそれが目的だと思っている。

  テストを細かくするため。
  たくさんエラーが出た時にどれが問題かを判断するため。

 ●不可能なテストをどのように対応するか?
   →レガシーコード改善ガイド本見て。
  依存関係を切っていく。
  大きな塊でやっていく。
  
 小さく取り出して安全な形で変えていく(リファクタリング?)
 そのうち状況が変わったり、
 解決につながるアイディアが思い浮かぶ。

2013年12月1日日曜日

和田問写経

Githubリポジトリ
TDD伝道師の和田さんが出された問題が話題になったのでやってみた。
というか、黒魔法リフレクトを唱えるのもめんどくさくて、
解説見てから良さそうなやつを実践した。

解説で問題を解くパターンがたくさん紹介されているので、
それぞれメリット・デメリットがわかりやすくてとてもタメになります。

私が今回実践したのはSelf Shunt。
わかりやすく実践しやすい上に強力。

脆いテストにならないように注意して多用しようと思う。

〜追記〜
Junit4でテストクラスで継承を行った場合に下記例外が発生した。

java.lang.Exception: Test class should hava exactly one public zero-argument constructor

どうもテストフレームワーク側で引数なしのコンストラクタを使用しているため、
引数ありのコンストラクタのみしかない場合に例外になるようだ。

プロダクトコードに引数ありのコンストラクタしかない場合はSelf Shuntは使用不可なのか?